Risotto alla milanese の allaって?

イタリアは、各地においしいものがあります。
料理名に地名がついていることもしばしば。

写真は、Risotto alla milanese(リゾット・アッラ・ミラネーゼ)「ミラノ風サフランのリゾット」と、Ossobuco alla milanese(オッソブーコ・アッラ・ミラネーゼ)「ミラノ風骨付き牛すね肉の煮込み」の盛り合わせ。
もちろんミラノで食べました。

他にも、Bistecca alla fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)といえば、「フィレンツェ風Tボーンステーキ」。
Spaghetti all’amatriciana(スパゲッティ・アッラマトリチャーナ)といえば、「アマトリーチェ村風ペコリーノとグワンチャーレのトマトスパゲッティ」。

そういえば、職業が料理の名前になっていることもありますね。

Spaghetti alla puttanesca(スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ)といえば、「娼婦風スパゲッティ」。オリーブとケッパーの入ったトマトソースのパスタ。
みんな大好きカルボナーラ・スパゲッティは、Spaghetti alla carbonara(スパゲッティ・アッラ・カルボナーラ)。「炭焼き職人風スパゲッティ」という意味です。


では、ここで質問です!

「allaって、なあに?」
「fiorentina に carbonara。どうして女性単数形?」

だって、炭焼きは男の仕事。carbonaro(男性単数)でいいのでは?
もしくは、spaghettiに合わせるなら、carbonari(男性複数)でもいいのでは?


じつはこれにはちゃんと理由があります。

alla と carbonara の間に、maniera「方法、やり方」という女性単数名詞が省略されているからなんです。

なので、「きこり風のきのこピザ」は、きこりが男でも女でもPizza alla boscaiola(ピッツァ・アッラ・ボスカイオーラ)。
「ヴェネツィア風レバー」は、レバー(fegato)が男性単数でも、Fegato alla veneziana(フェーガト・アッラ・ヴェネツィアーナ)。

私は、旅行に行くときは、かならずその町の形容詞(Firenzeだったらfiorentino)をチェックしておき、「alla fiorentina」とメニューにあれば、(はりきって)注文しています。

お土産のパスタソースやハーブミックスも、地名が入っているととても嬉しい!

旅先でおいしいものを食べるために、日々勉強を重ねているのです。えっへん。


\地名のイタリア語を勉強をしたい方は!/