ミラノで食べたい5つのもの

めったに行けないイタリア旅行ということで、食べたいものややりたいことがたくさん!
備忘録代わりにブログにまとめます。
旅行を計画中の方の参考になればうれしいです。
【目次/ミラノで食べたい5つのモノ】
- Risotto al salto(リゾット・アル・サルト/ミラノ風リゾットのお焼き)
- Cassouela(カッスーラ/豚肉とチリメンキャベツの煮込み)
- Mostarda(モスタルダ)
- Torta delle rose(トルタ・デッレ・ローゼ/バラのかたちのパイ生地ケーキ)
- 人気シェフCarlo Cracco(カルロ・クラッコ)のレストラン
1. Risotto al salto(リゾット・アル・サルト/ミラノ風リゾットのお焼き)
Risotto alla milanese(リゾット・アッラ・ミラネーゼ/ミラノ風リゾット)は皆さんご存知かと思います。
サフランの黄色いリゾット。ミラノ名物です。
これを作り過ぎたときに、翌日お焼きにして食べるのがリゾット・アル・サルト。
(al saltoは「さっと焼いた」という意味)
フライパンに薄く広げ、固めながらバターで焼きます。
バターってところが北イタリアらしいですよね~!
Risotto al saltoの写真&レシピ(イタリア語)はこちらから
2. Cassoeula(カッスーラ/豚肉とチリメンキャベツの煮込み)

Di Remulazz – Opera propria, CC BY-SA 4.0, Collegamento
以前読んだ小説にこの料理が出てきて、それ以来ずっと食べたいと思っています。
「夜遅いから」と床に就いた神父さんが、あまりのいい匂いにつられて、もう一度メイドさんを起こしてカッスーラを用意させ、メイドさんの分まで食べてしまう……、というとてもキュートなエピソード。
レシピや写真は探してみたけれど、匂いまではわからず……。
どんないい匂いなんでしょうね~。
カッスーラ(Cassouela)は、方言次第でCassoeuraやCasoraとも。
アクセント記号がつくこともあります。
方言の料理ってなぜだか惹かれませんか?
そこでしか食べられない感じがして。
ちなみに、チリメンキャベツはverza(ヴェルツァ)といいます。
なので、この料理はverzada(ヴェルツァーダ)と呼ばれることも。
3. Mostarda(モスタルダ)

Mostarda(モスタルダ)とは何かというと……
フルーツに砂糖を加えて煮詰め、マスタード・エッセンスを加えたピクルス、ジャム。ゆでて肉やチーズに沿えて、あるいは、パスタの詰め物などにも使われる。<クレモナ県、マントヴァ県、ヴォゲーラ>
イタリアの地方料理――北から南まで 20州280品の料理
そう、私も知らないんです!
だから現地で食べたいんです!
瓶詰で売られていて、Bollito(ボッリート/いろいろなお肉をゆでたもの)に添えたり、ハムやチーズに添えたりするらしいのですが、甘いのか、辛いのか…… (たぶんすごく甘い)
これを詰め物に入れたパスタが食べたいのだけど、見つけられるかな~?
4. Torta delle rose(トルタ・デッレ・ローゼ/バラのかたちのパイ生地ケーキ)
Di Covetrick – Opera propria, CC BY-SA 4.0, Collegamento
バラの花束のような、とてもきれいなケーキです。
中にはバタークリームが巻かれています。
ここでもバター!さすがは北イタリア。
バターと一緒に、レモンやオレンジをふんわりと香らせるのがおいしさの秘訣だとか。
ものすごーく大雑把な説明ですが、こうやって作ります。
① 1枚の大きなパイ生地にクリームを塗り、筒状に巻く。
② それをシナモンロールのようにカットしする。
③ それを大きな丸い型にバラのように詰めて焼く。
くわしくはこちらから(動画付き/イタリア語)
↑作り方の写真も詳しく出ているので、イメージがわきやすいと思います。
ミラノというよりは、マントヴァやブレーシャといったロンバルディア東部のお菓子らしいのですが、今回そちらには行けないので、ぜひミラノで食べたいと思います。
5. 人気シェフCarlo Cracco(カルロ・クラッコ)のレストラン
これは食べたいものというより、行きたいお店。
ウルトラスーパー有名シェフです。
本を読んだら面白かったので、いつか行ってみたいなー。
おいしくて体にいい12のスーパーフードについて、カリスマ・シェフが解説する本です。
食材の歴史や文化から、健康効果、もちろんレシピまで。
オリーブオイルやザクロといった食材と一緒に、なんと味噌やキムチも紹介されています。
装丁や、なかのデザインもかわいいんです!
こちらのシェフ カルロ・クラッコは、メディアにも多く登場し、本もたくさん書いています。
マルケージのもとで研鑽を積み、フィレンツェの有名店エノテカ・ピンキオーリでシェフを務めた、華々しい経歴の持ち主です。
お店の名前はCracco(クラッコ)。
ドゥオモのすぐそばで、ミシュラン2つ星。
ラ・レプッブリカの世界のレストラン・ベスト50にもランクイン。
お店のウェブサイトはこちら
予約しないとぜーーーったい入れないと思うのですが、旅の予定が確定せず、まだ予約していません……。
うーん、今回はもう遅いかな ^ ^;
