スローフードが気になる

先日、東京家政学院大学さまへ、講義の通訳のお仕事に行ってまいりました。

スローフード発祥の町、イタリアのピエモンテ州ブラに、「食科学大学」なるものがあるのをご存知でしょうか。
通称スローフード大学とも呼ばれる、世界初の「食科学(scenze gastronomiche)」を学べる大学です。

日本の学生さんが研修でその大学へ行くということで、食科学大学で 教鞭をとっていたイタリア人の先生が「スローフードとイタリアの食文化」について講義をすることになり、お声をかけていただきました。

▼授業の様子を大学の先生がブログにしてくださいましたので、よろしければご覧くださいませ!
https://www.kasei-gakuin.ac.jp/news/data/20307.html

クリスティアーノ・デ・リッカルディスというこの先生。
スローフード大学の設立当初から、講師や食材の鑑定士として活躍されてます。
通訳をさせていただくのは、去年のイタリア文化会館のイベントに続いて二度目。
今年もご一緒できて、本当にありがたいことです。

この先生、会ったことのある方は分かると思うのですが、コミュニケーションの天才です。
初対面の人と打ち解けるのが最高に上手で、講義がすごく面白い!!

私自身、去年のテイスティングセミナーの通訳をしたあとは、すっかり影響を受け、キッチンにきちんと美味しい調味料をそろえて、開封したら必ず味見をするようになりました。
(いままではなんとなーく美味しそうなものを買って、特に味見もせず使っていました。へへへ)

そして、今年。
スローフード講義の通訳を終えた今、私の頭の中はスローフードでいっぱいです。

たとえば、

週末にまとめ買いして、使いきれずに捨ててしまっている食材たちは、これでいいのか。
ブラジル産の鶏肉が国産の鶏肉よりも安くていいのか。
ばあちゃんが親戚が集まると作ってくれていた甘醤油と出汁のきいたそうめんは、もしかしたら二度と食べられないのか。

食品ロス、地産地消、働き方改革(のしわ寄せ)、気候変動、サステイナビリティ、おふくろの味、息子が大人になった時の地球……。

そんな言葉が、頭のなかをぐるぐるしています。

まだ答えは出ていないのですが、大事なことについて考えるきっかけをくれたスローフード。
もうちょっと勉強してみようと思っています。


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